来週にはもう12月突入…
ということで、読者の皆さんも年末のバタバタがピークかと思いますが、ちょっと一息つきたいときにやってきましたこのコーナー。
10月のランキングも、国内アーティストの比率高めでお届けしていきますよ。
あなたのお気に入りアーティストはランクインしているでしょうか!?
それでは、まいりましょう。
いや~、忘年会シーズンですね。
だいぶ早いんですけども、僕は今週の半ばに2019年の初忘年会に行ってきました。
一軒目ご飯、二軒目お姉ちゃんの店…
という王道コースだったんですが、久々に結構なペースで飲んだこともあり、帰宅後すぐにトイレへ直行するはめになりました。
タクシーの中でデビルリバースと対峙したんですが、ギリギリ競り勝ちましたね(笑)
皆さんも、これから年末にかけて飲みの機会が増えてくると思いますが、飲み過ぎには十分気をつけてくださいね!
では、そろそろ10月のランキングを始めていきましょう。
こんな寒い日にも相性ピッタリな、10月の第5位!
iri – 「Telephone feat. 5lack」Music Video 【Full ver.】 | YouTube
2017年11月にリリースされたiri(イリ)のEP『life ep』から待望のMV化となった「Telephone」が、10月の第5位にランクイン。
ソウルフルでグルーヴィーなiriちゃんの低音ボイスに、板橋が生んだ万能ブラザーズの弟、5lack(ゴラック)のスムースなラップが耳を溶かしていきます。
本曲で5lackくんは、客演、詞曲、ビートメイクで全面的にプロデュースという多彩ぶりを発揮。
お兄さんであるPUNPEE(パンピー)くんもそうですが、ラップもビートメイクも揃って高クオリティというのが、本当に恐ろしいですね。
iriちゃんの声の魅力を120%引き出す、このスローテンポでスモーキーな音…
照明暗めの落ち着いたバーで、この曲を肴にラフロイグを一人ちびちびと飲みたくなります。
パイセンこの組み合わせはズルいっす!10月の第4位はこちら!
DJ RYOW『Dream Melody feat. VIGORMAN, OZworld a.k.a. R’kuma』【Music Video】 | YouTube
この二人を引っ張ってきた時点で、もう駄曲ができるはずがないですよね(笑)
DJ RYOW(DJリョウ)の作戦勝ちな「Dream Melody」が、10月の第4位。
お互い客演で見ないときがないな…
というぐらい引っ張りだこのVIGORMAN(ビガーマン)とR’kuma(レオクマ)なんですが、彼らが忙しくなる理由が全部詰まってますね。
もはやVIGORMANくんはDEEJAYというカテゴリーから突き抜けた気がしますけども(笑)
しっかしR’kumaくんのフローの破壊力たるや…
絶対収録中にRYOWくんはスピーカーからこの音を聴きながら、
「あ、これもらったわw」
とほくそ笑んだことでしょう(笑)
本曲も収録されている『DREAMS AND NIGHTMARES』は、そんなRYOWくんの抜群の審美眼により集められたアーティストが多数参加しているので、今の国内ヒップホップを知る上でもマストな一枚となっています。
振り向くな、真っ直ぐ行けって!なこのMVが10月の第3位!!
ZORN / Don’t Look Back 【Official Music Video】 | YouTube
昭和レコード脱退の話題が飛び込んできたときには驚きましたが、脱退後初の新曲となるこの「Don’t Look Back」を聴くかぎり、ZORNの勢いはこれからも止まることはなさそうですね。
現時点(2019年11月30日)で51万回を超える驚異の再生回数を叩き出していることからも、ファンのハートを完全にロックしていることが伺えます。
そらこんなこと言われたらね…
「今度Liveあるから来い
武道館やるからよ」ZORNワンマンやばすぎた… pic.twitter.com/HPcbiaqyXn
— 🌍N0uTY ノーティー 🍕 (@Gokulow3) July 28, 2019
誰でも一緒にその景色を見たいと思うよね(笑)
本曲にこのタイトルをつけるきっかけになったであろう、ZORNくんの「LOVE TOUR 2019 大阪」MC中のひと幕。
ZORN「LOVE TOUR 2019 大阪」昭和レコードのMC(feat.般若, SHINGO★西成)| YouTube
見てから再度聴いてみるとあら不思議…
ひと味もふた味も旨味が変わってきます。
“信念も道もマイクも一本
振り返るとすりゃチャイルドシート”
このパンチライン凄い。
目頭熱みちゃんです。
A to Z?ノンノン、Z to Aのリレー、10月の第2位!
AKLO / Too Fast | YouTube
ラッパーのタイプにも、キングダム風に言うところの、
直感的にラップする「本能型」と、
細かく分析してから再構築する「知略型」
があると思うんですが、AKLO(アクロ)に関して言えば、間違いなく現在の日本のヒップホップシーンにおける「知略型」ラッパーの最高峰だと思います。
以前も書きましたが、AKLOくんはUSの基準を日本語に落とし込むということに対し、当時から非常にストイックでした。
本曲に関しても、その力が遺憾なく発揮されていますよね。
そして、そのAKLOくんが目指している方向性にピッタリと寄り添い、あうんの呼吸で最先端のビートをデリバリーするBACHLOGIC(バックロジック)。
クラブでUSの曲に混ざってかかってたとしても、一切違和感なく聴ける一曲に仕上がっていると思います。
さて、あっという間にランキングもラストを迎えましたが、10月のナンバーワンに輝いたのは!?
The Black Eyed Peas, J Balvin – RITMO (Bad Boys For Life) | YouTube
This is the rhythm!!
と思わず叫ばずにはいられない…
僕が仕事に恋に精を出していた20代の中頃、USのみならず、世界中の音楽シーンを席巻したThe Black Eyed Peas(ブラック・アイド・ピーズ)の完全復活を意識させるニューシット「RITMO」が、10月のナンバーワンに輝きました。
今、勢いのあるコロンビア出身のレゲトン歌手、J Balvin(J・バルヴィン)を客演に迎え、最強のダンスナンバーが爆誕。
もう、一聴するだけで体が勝手にノッてしまうこの中毒性は、
「おかえりなさいBEP」
と言わずにはいられないですね。
人気アクション映画『バッドボーイズ』のシリーズ最新作となる『バッドボーイズ フォー・ライフ』にも起用が決定しており、ここから先、とんでもないメガヒットになりそうです。
BAD BOYS FOR LIFE – Official Trailer | YouTube
いや、映画も楽しみやな(笑)
ちなみに、印象に残る「This is the rhythm」のフレーズは、Corona(コロナ)の「The Rhythm Of The Night」をサンプリングしております。
The Black Eyed Peasの関連作品はコチラからチェック
あとがき
さて、第15回目となった10月のランキング、どうでしたか?
かれこれ15回も回を重ねていくと、大体僕の好みがどんな感じなのか、皆さんもわかってきたでしょうね。
なるべく偏りをなくしたいなとは思っているんですが、そこまでピンときてない曲を無理に推そうとしても、書くことないしね(笑)
10月のその他に注目したMVとしては、L KIDS (龍道&YangShake)(エル・キッズ)の「TATSUJIN」、唾奇(つばき)の「SHIBUYAMELTDOWN」、m-flo(エム-フロウ)の「HUMAN LOST」あたりですね。
L KIDS、めちゃくちゃ好きです。
m-floの曲は『HUMAN LOST 人間失格』という、先日公開されたばかりのアニメ映画の主題歌になっているんですが、アニメとリンクしたMVになっていて見ごたえたっぷりとなっておりました。
上記以外にピックしたMVは、UR DRESSING ROOMのYouTubeにてチェックしてください。
12月は現状決まっているだけで4件の忘年会が入っている僕ですが、皆さんもこれから迎える忘年会シーズン、決して無茶な飲み方だけはしないよう気をつけてくださいね。
はー、なんとか月末に更新間に合わせられてよかった(笑)
過去回の振り返りもできる「Music」ブログを一覧ページからチェック
それでは、第16回でまたお会いしましょう。
バイバイ。