このタイトルを見て、
(あ、もしやURもそろそろネタ切れか…?)
と思ったそこのあなた。
「アンタ~、UR DRESSING ROOMを何か勘違いしとりゃあしませんか?」
フタを開けば、
「Supreme!!Supreme!!」
なんてのは、どこぞの大手サイトにやらせときゃいいんですよ。
UR DRESSING ROOMは、より様々な視点から…
でも、必ず潜在的需要があるとこをほじくっていきますからね。
「黙ってついてこい!!」
とは言えないけれど…
そのうちきっと、読者の皆さんもこの味を気に入ってくださる日がくると信じて、本日も更新していきますよー(笑)
さて、そんな本日ですが、タイトル通り“バリカン”やります。
正直、ネタとしては前から温めてたんですが、書こうか書くまいか、ずっと悩んでたんですよね。
(この高貴で優美なサイトにバリカンをピックするなんて…)
(もしかして、今まで作り上げてきた『UR DRESSING ROOM』の看板を汚してしまうかも…)
なんてことは微塵も思っていませんが、要は、
(ボウズ需要がどこまであるかなー?)
ってのが引っかかってたんですよね。
ただ、僕は高2でヒップホップに出会ってからというもの、仕事で伸ばさざるを得なかった2年間を除き、ずっとボウズでかれこれ15年…
なので、“B系”を愛でるUR DRESSING ROOMとしては、昨今、無数に増殖し続ける“LDH系”なヘアスタイルには、あえて中指を立てていこう…
そう思うのであります。
「ワタシには聞こえているぞッツ…!拳を上げる…幾千を超えるハゲたちからの喝采がッツ…!!」(錯乱)
とまぁ、前置きはこれぐらいにして…
目次
ボウズの基礎知識
ボウズって一旦やってしまうと、その楽さ(セット不要・風呂時間短縮など)からハマってしまいがちなんですが、意外なデメリットもあるんですね。
それは何かというと、
“思ったよりこまめな手入れが必要”
ということなんです。
ボウズにすると、どうしてもすぐ髪が伸びる(伸びたのがわかりやすい)ので、基本2週に1回…
急に女の子とのデートが入ったりすると、合間にもう1回刈って週1ペースに…
なんてこともあるわけです。
やはり、B系たるもの、頭からつま先まで、いつもフレッシュでいないといけないですからね。
なので、仮に2週に1回刈るペースで計算しても…
月2回 × 1年(12ヶ月)= 24回/年間
年間で24回も散髪しないといけないわけなんですね。
大変でしょ?
そのため、そこで使用するバリカン選びは、本当に重要だということです。
セルフボーザーがバリカンに求める3つの条件
では、そんな“自撮り”ならぬ“自剃り”…
自らで自らの頭髪を刈るセルフボーザーが、自身の愛機として活躍してくれるバリカンを選定する上で、どんなことを求めているかを、続いてお話ししていきましょう。
ちなみに、ボウズ歴15年の僕は、これまでに合計4台のバリカンを使用してきました。
実際は、もう2台プラスした6台なんですが、その2台はあまりにクソだった(後述します)ので、カウントしません。
話を戻して、そんな四代(台)目JSB…
“自分で・剃ってる・ボーザー”の僕が考える、良いバリカンの条件は、大きく3つございます。
まず1つは…
◆利便性
とにかく頻繁に刈らないといけないので、利便性は何よりも大切です。
まず、充電式でコードレスでの使用もできるというのは必須。
次に、サイズ感。
耳周りや、襟足などの細かいところまでカットしていくには、ヘッドがコンパクトでないといけません。
あとは、アタッチメントの種類。
僕は基本3ミリなので、それに対応しているかどうかということですね。
また、アタッチメントの形状によっては、角度がついた箇所のカットに極端に弱かったりするので、そのあたりも注意が必要です。
他にも、手入れのしやすさや、入手のしやすさなどがチェックポイントになってきます。
◆タフネス
2つ目の条件は、耐久性ですね。
少なく見積もっても、年間24回はカットするわけですから、とにかく頻繁に充電を繰り返します。
なので、バッテリーが弱いバリカンだと、本当に半年ぐらいで充電持ちがとんでもないことになります。
場合によっては、刈っている途中で停止するという、最悪の事態になってしまうことも…
◆コストパフォーマンス
最後はやはり、コスパでしょう。
高い金を出して、性能がいいのは当たり前ですからね。
安価なのに高性能でなければ、“最強バリカン”の称号は与えられません。
では、以上3つの条件を踏まえて、僕が選んだ最強バリカンを発表したいと思います。
コスパ最強バリカン『ER503PP-G』

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パナソニックから出ているこの『ER503PP-G』は、先述の3つの条件を見事に満たしているスグレモノ。
とにかく利便性がヤバイです。
耳周りや襟足もなんのその、角度がある箇所にもピッタリフィットするアタッチメントは、刈り残しを許しません。
僕はいつも、一緒に眉毛やヒゲも手入れするんですが、そういったイレギュラーにもしっかり対応してくれます。
価格は3,000円を切るにもかかわらずバッテリーも強いので、長い年数、セルフボーザーの愛機として活躍してくれること間違いありません。
また、小さめの家電量販店にも置いてあったりと、取り扱いも豊富なので、入手のしやすさ的にもバッチリです。
僕が使ってきた4台のうち、2台がこの『ER503PP-G』で、現愛機もコイツなんですよねー。
記念すべき初代愛機『CL-351 G』

Yahoo!ショッピングでCL-351 Gを探す
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惜しくも最強の名を逃したけれど、『ER503PP-G』に勝るとも劣らない優秀なバリカンなのが、記念すべき初代愛機の『CL-351 G』です。
カニさんマークが目印の、日立から出ているこのバリカンも、ホンマにコスパ高いんですよね。
価格は『ER503PP-G』よりちょっとだけ高くて、3,000~4,000円台。
でも、刈り味はこっちも負けず劣らず。
また、これは『ER503PP-G』にはない機能なんですが、この『CL-351 G』は“水洗い可”なんです。
水洗いができると、刈った後の手入れがめちゃくちゃ楽でいいんですよねー。
当時は、家の近くにあるドン・キホーテが取り扱っていたので、初代、二代目と、この『CL-351 G』にお世話になりました。
クソ・クソ&クソ『HC3418/15』

Yahoo!ショッピングでHC3418/15を探す
楽天市場でHC3418/15を探す
で、本日の大トリを飾ってくれるのが、なかったことにされた幻の2台となる『HC3418/15』でございます。
もう、典型的な海外製品のざっぱな作りが出てしまったクソ中のクソ機です。
価格は上記の2機種と比べても、2,000円台前半と、とにかく安い!
しかしながら、利便性が皆無です。
まず、画像で見てもわかるように、『HC3418/15』は本体前面のボタン調整によって、スライド式でアタッチメントの長さを変えられるというのが特徴なんですね。
ただし、この一見便利そうに思えるスライド機能が、ザルもええとこなんです。
ボタンの固定が甘いので、ひとたび押し当てる強さを誤ると、3ミリで刈ってるつもりが、いつの間にか2ミリないし、1.5ミリぐらいになることが、当たり前のように起こります。
もう、そうなると、風呂場で鏡を目の前にして茫然自失ですよね。
(この醜いトラ刈り男が…俺ッツ!?)
って、マジでなります。
また、アタッチメント自体も大きいので、耳周りや襟足、角度がある箇所のカットにめちゃくちゃ弱いです。
痒いところにまったくもって手が届きません。
当時の僕は、2台目の『CL-351 G』がダメになったので、再度『CL-351 G』を購入しようとドンキに行きました。
すると、バリカンコーナーの製品が、全てフィリップス社製のやつに変わっていたんですね。
で、その時点では、まだそこまでバリカンに強烈なこだわりもなかったので、価格の安さにつられて購入し、大失敗したというわけです。
にもかかわらず、あろうことか、僕は再度『HC3418/15』を購入しています。
ただ、これには理由があって、3台目に使っていた『ER503PP-G』のバッテリーがヘタってきたので、買い替えようと思ってたんですよ。
でも悲しいかな、そのときの職場の近くには、ドンキしかなかったわけなんです。
しかしながら、あれからだいぶ月日も経ったし、
(もしかしたら、フィリップス社製以外のバリカンが置いてあるかも…)
なんて、淡い期待をして行ったら、案の定フィリップスのバリカンしか置いてなく、しゃーなし買って、また失敗…
というオチでございます。
若葉ボーザーの方は、価格の安さにつられて買うと、間違いなく痛い目…
否、イタいヘアスタイルになることでしょう。
まとめ
さて、今回のバリカン特集、いかがだったでしょうか?
“毛先を遊ばせるのにも飽きた…”
もしくは、
“遊ばせるだけの毛の余裕がなくなってきた…”
なんて方は、若葉ボーザーとして一歩踏み出してみるのも、いいかもしれませんよ?(笑)
ちなみに、念のためお伝えしておきますが、今回の格付けは、あくまでも“ボウズにするにあたって”という前提のもとでつけてます。
それ以外のヘアスタイルをするために…
という用途で考えると、意外とフィリップスのバリカンが使い勝手よかったりするかもなので、そのへんはご理解くださいね。
で…
ボウズじゃないのに最後まで読んでくれたそこのあなた。
もう、UR DRESSING ROOM読者の鏡ですよね(笑)
でも、僕はそんなあなたが大好きですよ。
かつて、バリカンをここまで熱量かけて記事にしたファッションサイトは絶対にないと思うので、それを読破したあなた自身も、堂々と胸を張ってください(笑)
UR DRESSING ROOMは、これからも、大手のファッションサイトとは違った切り口で、いろんな記事を書いていくので、読者の皆さんも、食わず嫌いせず楽しんでくれたらいいなと思います。
もちろん、Supremeもピックするときにはピックしますから、そっぽ向かないで~(笑)
それでは、本日はこのへんでお別れです。
またねー。