ネットで実写化の噂がチラホラ出始めてから、ずっと様子は見てたんですが…
先日11月13日(日)、遂にハリウッド版『Ghost In The Shell』のオフィシャルトレーラーが公開されました。
UR DRESSING ROOMをご覧の10代、20代の方は、そう言われてもあまりピンとこないかもしれませんね。
ただ、このGhost In The Shell…
僕個人的には、出会ってから15年以上、好きなアニメ映画ランキングで不動の1位を守り続け、今や殿堂入りを果たしているモンスター作品なんです。
なので、本日は皆さんにも、Ghost In The Shellについて少しだけ興味を持っていただけたらいいなと思いつつ…
真夜中からキーボードを叩いていきます(笑)
では、まいりましょう!
兎にも角にも、まずは今回公開されたオフィシャルトレーラーをご覧いただきましょうか。
Ghost in the Shell Official Trailer 1 (2017) – Scarlett Johansson Movie | YouTube
まぁ、このトレーラーについても言いたいことは多々あるんですが、一旦そのへんは置いといて、Ghost In The Shellについて少し解説をしたいと思います。
そもそもGhost In The Shellというのは、士郎 正宗さんが描いたコミックスである『攻殻機動隊』…
その攻殻機動隊の、劇場用アニメ映画になります。
この記事のトップ画像も、そこから抜粋したものなんですが…
もう少し、皆さんにも身近なところで言うと、映画『マトリックス』を監督したウォシャウスキー兄弟(※現姉妹)が、この作品にインスパイアされてマトリックスを作ったというのは有名な話ですね。
そんな『Ghost In The Shell / 攻殻機動隊』に僕はなぜ惹かれたのか…
ここからは、その理由について掘り下げていきますよ。
目次
僕が『Ghost In The Shell / 攻殻機動隊』にハマった3つの理由
その1 世界観がたまらない
“企業のネットが星を被い
電子や光が駆け巡っても
国家や民族が消えてなくなるほど
情報化されていない近未来-”
上記はコミックス、そして映画の冒頭に出てくる一節なんですが、こういった世界の中で、日本の内務省・首相直属の防諜機関・攻性組織として活動する“公安9課”、通称、攻殻機動隊の活躍を描いたのが本作品です。
そして、この世界観をより強固にしているのが、作中に登場する技術や兵器の数々なんですね。
電脳化・義体化・AIを搭載した多脚戦車(フチコマ)・アームスーツなどなど…
挙げればキリがないぐらい、魅力的な技術や兵器が登場します。
Ghost In The Shellを一度でも観れば、おそらく大半の方が、
(電脳化・義体化してみたいな~)
と考えることでしょう。
僕なんかはもうそこを通り越して、
(超絶美女の義体に換装して街を歩いてみたい…)
というところまで妄想が発展してますからね(笑)
それぐらい、魅力溢れる技術や兵器の中でも、僕が1番好きなのは、やはり“光学迷彩”でございます。
この光学迷彩…
簡単に言うと、ドラえもんに出てくる“透明マント”みたいなものなんですが、これに関しては次項にも重なってくる部分があるので、そちらで合わせて説明したいと思います。
その2 映像がとことんフレッシュ
世界観が世界観なので、とにかく映像面でも、その時代で最新の技術が、
「これでもか!」
と使用されています。
中でも、上記で取り上げた光学迷彩のシーンは圧巻の一言。
映画の冒頭、超高層ビルの外、光学迷彩により、ゆっくりとその姿を消していく主人公の草薙 素子(少佐)…
窓の外へ身を乗り出し、その光景を確認した公安6課のお偉いさんが、
「光学迷彩…」
と呟くシーンは、この映画の代名詞と言っていいんじゃないでしょうか?
ちなみにこの光学迷彩、視覚的には透明になるんですが、高湿度や粉塵のある環境下では、著しく効果が損なわれてしまうという欠点があります。
ただ、そんな欠点すら愛でたくなるような、光学迷彩を用いた水辺での格闘シーンも見どころですね。
しかしながら、今、改めて振り返っても、コミックスからここまでの映像作品に仕上げた、監督である押井 守さんの手腕には、本当に脱帽です。
Ghost in the Shell | Featurette: “Mamoru Oshii” | UK ParamountPictures | YouTube
ハリウッド版のGhost In The Shellにもコメントを出していますね。
その3 一度聴いたら忘れられない音楽
Kenji Kawai – Cinema Symphony – Ghost In The Shell OST | YouTube
世界観、映像と続いたら、やはり最後は音楽でしょう。
アニメやドラマ、映画など、数々の作品でサウンドトラックを手掛ける川井 憲次さんが作ったこの曲。
これが、Ghost In The Shellの世界観、そして映像とマッチして、それはもうとんでもない衝撃を与えてくれます。
“Ghost In The Shellにはこれしかない”
というぐらい、ハマりにハマってるんですよね。
曲のみで聴いても圧倒されると思いますが、これに映像が加わると、まさしく“鬼に金棒”。
間違いなく、画面に釘付けになることでしょう。
ハリウッド版公開に向けて…
さてさて…
ここまで書いてきましたが、『Ghost In The Shell / 攻殻機動隊』は正直、この記事だけで語れるものではありません。
キャラ立ちした魅力あるキャラクター…
重厚なストーリー…
そこから広がるTVアニメなどなど…
書き出してしまえば、UR DRESSING ROOMがファッションサイトであるという根幹すら揺るがしてしまいかねません(笑)
なので、ここから先は是非、皆さんの目で確かめていただきたいと思います。
最後に、2017年の公開を予定されている、ハリウッド版Ghost In The Shellについても少々。
少佐がスカーレット・ヨハンソンなのは100歩譲って良しとして、バトーがギャグっぽかったり、トレーラーで見る限り、街並みの表現が陳腐だったりと、元の攻殻機動隊が好きだからこそ、気になるところはやはりあります。
ただ、攻殻機動隊を実写化すること自体、そもそものハードルが高いので、たとえ駄作だったとしても、必ず映画館で鑑賞したいなと思っています。
この記事を読んで、Ghost In The Shellに興味を持った方は、是非、来年2017年のハリウッド版公開までに、まず元となる『Ghost In The Shell / 攻殻機動隊』を鑑賞してみてください。
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それでフィーリングの合った方には、TVアニメシリーズもオススメですよ(笑)
それでは、本日はこのへんで。
またねー。