さて、今月もやってまいりました。
YouTube、エエ感じのミュージックビデオのコーナーです。
2018年10月もたくさんのMV(ミュージックビデオ)がアップされ、リスナーとしては嬉しいかぎりなんですが…
選ぶのは本当に苦労しました。
果たして、皆さんの興味を惹くアーティストは選出されているのでしょうか?
10月度に関しても、引き続きトラップの人気は衰えなしといったところでしたが…
今回のランキングもトラップが席巻しているのか、要注目です。
それでは、ランキングスタート!!
まずは第5位からどうぞ!
太郎忍者 Taro Ninja – “Pussy” (Official Music Video) | YouTube
これは耳の早い方ならもうご存知ですよね?
先々月の9月初旬にSoundCloudにアップされ、大いにバズを起こした太郎忍者の「Pussy」がランクイン。
楽曲のバズからMVアップまでのスピード感がいいですね。
太郎忍者は、福岡で活動する『Nokey Boyz(ノーキーボーイズ)』のメンバー、Dirty Lotus(ダーティーロータス)の実弟。
歌詞も、イジメっ子に対して「Pussy=女々しいやつ、臆病者」と口撃する内容になっていて、小学生なりのメッセージがこめられています。
これからに期待大のラッパーですね。
続きまして、第4位にまいりましょう!
Juice WRLD – Black & White (Official Music Video) | YouTube
黒人、白人それぞれの友達とコークをキメる…
そんなヨレたストーリーを叙情的に歌い上げた新進気鋭のラッパー、Juice WRLD(ジュース・ワールド)が第4位にランクイン。
Juiceくんは、アメリカはシカゴ出身で、まだ19歳という若きアーティストでございます。
先月10月には、渋谷のCLUB HARLEMで行われたイベント、“HIP HOP DNA: THE LIVE VOL.1“に参加するため初来日してましたね。
ヒップホップという枠にとらわれないエモいラップスタイルは、XXXTENTACIONとか好きな方には相性いいんじゃないでしょうか。
引き続き、注目の第3位をご紹介!
Post Malone – Better Now | YouTube
ジャンルレスという意味では、第4位のJuiceくんを遥かに凌ぐPost Malone(ポスト・マローン)が10月の第3位。
今年7月に開催された『FUJI ROCK FESTIVAL』においても、圧巻のステージングが話題にのぼっていたポスティー。
元カノへの未練を歌詞に落とし込んだこの「Better Now」も、一度聴くとスッと耳に残る、口ずさみたくなるキャッチーなフックが印象的。
彼自身のルーツにロックがあるからか、いずれの楽曲においても、その類まれなメロディーセンスには脱帽するばかり。
21世紀式のロックスターと形容されるのも納得です。
それでは、第2位を発表します!
RAU DEF – Mad Science feat. OZworld [Official Music Video] | YouTube
いや~、さすがにここまで引っ張ってきたんで、10月度はランクインさせてもらいました。
RAU DEF(ラウデフ)の「Mad Science」が第2位です。
8月、9月とずっと名前は挙げてたんですが、RAUくん、やっぱり好きやな~。
RAUくんぐらいのスキルフルなラッパーに客演するのは、ともすればスキルの差が明確になってしまうというリスクをはらんでいるものですが、レオくん…
一切引けを取らないというか、逆にものすごいシナジー効果が生まれています。
聴いてて気がついたら体が揺れてる感じ、思わずニヤッとしてしました。
では最後に、10月度の第1位を手にしたMVをご覧いただきましょう!
PUNPEE – タイムマシーンにのって (Official Music Video) | YouTube
これはもはや、短編映画ですね。
PUNPEE(パンピー)のこだわりが存分に発揮された素敵なMV。
アメコミや映画が大好きで、
「映画監督になりたい!」
と公言するPくんらしく、MVの随所に映画ネタが散りばめられていて、ディズニーランドで“隠れミッキー”を探すような楽しみ方もできる仕上がりになっています(笑)
この「タイムマシーンにのって」が収録されたアルバム『MODERN TIMES』も、ワクワクする仕掛けがたくさん詰まった内容になっているので、要チェックですよ。
あとがき
第三回となった、YouTube、エエ感じのミュージックビデオのコーナーですが、皆さんいかがだったでしょうか?
RAUくんとPUNPEEの1,2フィニッシュに関しては、正直に申し上げて狙いました(笑)
しかし、10月は本当に豊作というか…
この5作品以外だと、海外勢ではTravis Scott(トラヴィス・スコット)の「SICKO MODE」、ラテントラップの雄、Bad Bunny(バッド・バニー)の「MIA」。
そして、約7年ぶりのニューアルバム『Tha Carter V』が好調なLil Wayne(リル・ウェイン)の「Uproar」なんかが良かったです。
国内だと、KOWICHI(コーイチ)の「Dirty Force One」とか、BAD HOPもいい動きしてました。
あとは、YENTOWNのPETZ(ペッツ)やkiLLaのYDIZZY(ディジー)が、タイのヒップホップアーティストと曲をやってたのが印象的でしたね。
アジアのヒップホップ、だいぶ勢い増してきてる気がします。
上記のMVについては、UR DRESSING ROOMのYouTubeにてチェックできるので、気になった方はそちらもチェック4946です!
過去回の振り返りもできる「Music」ブログを一覧ページからチェック
それでは、第四回もお楽しみに。
またねー。