2019年9月 YouTube エエ感じのミュージックビデオ(Lil Nas X、Kvi Baba etc…)

2019_9 youtube top

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はい、もう10月も終わりに近づいてきましたね。

本当に30を過ぎたら一年の流れがさらに加速してきて、ちょっと怖くなってしまいます。

さて、ついこの間に8月の記事を書いた気がしますが、今日も今日とて書いていきましょう。

9月は個人的な好みが反映されたピックになった気もしますが、しっかりチェックしていってくださいね。

それでは、まいりましょうか。

僕はヒップホップを始めとした音楽全般が好きなんですけども、そこまで深く掘っているというわけでは決してありません。

基本的にYouTubeをメインにチェックして、気になったアーティストや曲があれば、実際にCDを買ってみる…

みたいな感じです。

多分、同じような方は結構多いんじゃないのかなーと勝手に想像しているんですが、SNSが爆発的に広まった今の環境というのは、アーティストや、アーティストを目指す人にとってはめちゃくちゃいいですよね。

本当に国内のヒップホップ枠だけで切り取ってみても、

(こんなアーティストおったんやな~!)

っていう発見が毎月のようにありますからね。

そういう意味でも、もし今アーティストを目指していて、誰かに自分の音楽を見つけてほしいという方がいましたら、本コーナーとは別でそういった特集記事を書いてみようかなと思っているので連絡ください。

われこそはというアーティスト志望の方いましたら、DMお待ちしております。

さて、前フリも無事終わりましたので、9月のランキングを始めていきましょうか。

まずは第5位からどうぞ!

KennyDoes, ふぁんく, KZ, KBD, テークエム, KOPERU, peko, R-指定 / トラボルタカスタム ft. 鋼田テフロン(prod. BACHLOGIC) | YouTube

関西でフリースタイルといえば、梅田サイファー。

「トラボルタカスタム」は、プロデュースに僕の大好物であるBACHLOGIC(バックロジック)氏を迎え、極上のマイクリレーを堪能できる1曲となっています。

般若の後を継いで「フリースタイルダンジョン」の2代目ラスボスに就任したR-指定くんが目立ちがちですが、スキルは各々申し分なしですね。

テークエムくんとか、だいぶエッジの効いたフローをかましてます。

そしてなによりフックの鋼田テフロンが…

「誰も制御できない」のとこの言い回しとか、もうテフロン節が炸裂していて鳥肌ものです。

基本的にリリックは誰かに書いてもらってそれを歌っているテフロン氏ですが、その仕上げ方がとにかくとてつもないんですよね。

完全に我が物にしているというか、下手すれば書いた本人が歌うよりも多分カッコいいんじゃないかな…

梅田サイファーの関連作品はコチラからチェック

ネクスト、9月の第4位は紅一点の彼女!

YUZION – Jealousy (Official Music Video) (Dir. tassan) | YouTube

“アジア圏のヒップホップシーン”

というくくりで言うと、韓国は間違いなくトップを走ってるんじゃないかなと思うんですが、そんな韓国のアーティストであるYUZION(ユシオン)が第4位にランクイン。

ディレクターにTASSAN️️氏を迎え、東京の街を歩くYUZIONちゃんが印象的なMVに仕上がっています。

新宿のゴジラヘッドが写っているので、歌舞伎町周辺でロケしたのかな?

ビートにもゲームボーイの起動音がサンプリングされていたりと、随所に日本を取り入れているのが良きですね。

キュートなルックスとは裏腹に「Jealousy」のリリックはかなり攻撃的な内容で、ヘイターを痛烈にディスっているのがめちゃくちゃギャップ萌え。

せき・たんに効くお薬を特別な飲み方しているので、少し闇を感じてしまいますけども、そういった儚さも含めて好きになりました。

今年の8月には、渋谷Gladで開催された「BLOCK」にて、来日ライブも行ったYUZIONちゃん。

関西にも来てくれへんかな。

YUZIONの関連作品はコチラからチェック

第3位からは再び男性アーティストに戻ってこの方!

dodo – im | YouTube

あの「サ上死ね」から5年も経ったことに驚きを隠せませんが、もう完全にスタイルを確立しましたね。

ラッパー兼トラックメイカーのdodo(ドド)が9月の第3位にランクイン。

ビートもリリックも含めて、じんわりと心が暖かくなるような素晴らしい曲。

MVの冒頭からカメラマンの影が写り込んでいたり、チープ感というか、もはや“感”ではなくて、間違いなくチープなMVなんですけども、それがどうして味になってるんですねー。

A-Thug(エーサグ)やBAD HOP(バッドホップ)といったラッパーを輩出してきた川崎において、ともすれば異彩を放っていると思われがちなdodoくんですが、見据える先は誰よりもヒップホップでカッコいいんです。

INTERVIEW FILE : dodo | YouTube

鳥になって、誰よりも高く飛べ。

dodoの関連作品はコチラからチェック

ランキングも後半戦、9月の第2位はコチラ!

Kvi Baba / Life is Short (Official Music Video) | YouTube

きましたね~、Kvi Baba(クヴィ・ババ)。

まぁ、大阪は茨木市出身というだけですでにポイント高いんですけども、その加点を抜いても間違いなくランクインしてるぐらい曲がいい。

この「Life is Short」も、第5位の梅田サイファー同様にBLプロデュースなんですが…

久々にBL氏との親和性が高いアーティストが出てきたなと。

名プロデューサーがゆえに、ダサいラッパーをプロデュースしてもそれなりに聴かせる曲に仕上げてしまい「猫に小判」状態になっているパターンも多かったBL氏なんですが、Kvi Babaくんに関して言えば「鬼に金棒」。

鋼田テフロンで培った声のエフェクト技術とか余すことなく使えてそうな感じなんで、一緒にやってて楽しいでしょうね。

よくこういう曲を良いと言うと、

「Lil Peep(リル・ピープ)聴けばいいやん」

とか突っ込まれたりするんですが、そうじゃないんですよね。

僕個人としては、USのスタイルをいかにして日本語に落とし込んでるかを聴きたいんですよ。

現在20歳のKvi Babaくんですが、これから歳を重ねることで、リリックの世界観がどのように変化していくのかも楽しみです。

Kvi Babaの関連作品はコチラからチェック

それではラスト、9月のナンバーワンに輝いたのはこのアーティストです!

Lil Nas X – Panini (Official Video) | YouTube

Old Town Road」のヒットで一躍スターダムにのし上がったLil Nas X(リル・ナズ・X)が9月のナンバーワンとなりました。

「Old Town Road」のインパクトが強すぎるだけに、カントリー調の曲しか歌わないのかな?

と思いきや、全然そんなことはなかったですね(笑)

アメリカのアニメ、「Chowder(チャウダー)」に登場するキャラクターであるパニーニと、自身のファンを重ねて歌ったこの曲。

女の子がどこまで逃げても追いかけるLil Nas Xという、一見すると奇想天外なMVなんですが、リリックの内容を踏まえて再度見るとあら不思議…

ラストシーンにはジーンときちゃうんですよね~!!

飛行機の翼の上に降り立ったLil Nas Xを目視した女の子が、あまりのしつこさに、

「What the fxck?」

と思わず口走ってしまうシーンには笑いましたが(笑)

6月には自身がゲイであることをカミングアウトしたLil Nas Xですが、「Panini」の再生回数を見るかぎり、その人気に影響はなさそうですね。

Lil Nas Xの関連作品はコチラからチェック

あとがき

さて、第14回目となった9月のランキング、いかがだったでしょうか?

今回初めて単体で韓国のアーティストがランクインしましたが、USや日本以外でも気になるアーティストがいれば、今後もどんどんピックアップしていきたいと思います。

9月のその他に注目したMVとしては、JUNCTION THREE(ジャンクション・スリー)の「ギリギリジャンプ」、SHO-SENSEI!! (ショーセンセイ!!)の「UP SIDE DOWN」、RICCHO(リッチョ)の「ya-mo-wa-mo」あたりですね。

レペゼン石垣島、RITTO(リット)とCHOUJI(チョウジ)のユニットであるRICCHOなんですが、ビートがだいぶドープで、引きずり込まれる系の面白い曲に仕上がってました(笑)

あ、あとBLプロデュースということで、VIGORMAN(ビガーマン)の「Remember」も入れておかないとダメですね。

MVにちらりと登場するAKLO(アクロ)とKvi Babaにも注目ですよ。

上記以外にピックしたMVは、UR DRESSING ROOMのYouTubeにてチェックしてください。

MaisonDe(メゾンド)もだいぶ勢力的にMVアップしてましたよん。

過去回の振り返りもできる「Music」ブログを一覧ページからチェック

それでは、第15回でまたお会いしましょう。

バイバイ。

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